ほぼ室内劇でダラダラ進行、特殊メイクもさほど目を引くレベルというわけではないし一応ナンセンスギャグの体ではあるのだが、やっている事があまりにも常軌を逸しているのと、なまじ演技力のある俳優が出演しているために純粋な狂気レベルが高すぎる。
笑える人はいいが、人によってはその場で嘔吐並みの気分の悪さや強烈なトラウマ、年齢によっては一生物の性癖の歪みを貰ってしまう可能性もあるので、有名俳優が出ているからwとか話のネタにw程度の気持ちで観ない方がいい映画。間違っても家族や恋人と観るような内容ではない。
ただ誘拐監禁、ハードな人体損壊、改造、異種間の奇妙な友愛、救いのない鬱エンドといったワードが刺さるタイプの人には心の友にもなりうる作品ではある。